近年、地球温暖化の影響といわれる自然災害による生活環境への影響は非常に深刻なものになってきています。この影響は企業活動においても無視できなくなってきており、また、多くの投資家も、地球温暖化に対する企業の取り組みを注意深く観察しています。このように、企業を取り巻く外部環境も大きく変わってきています。 日本では、2019年4月に「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)」が施行しました。四方を海で囲まれた日本では、その洋上風力発電の発電ポテンシャルは、日本国内の全電力需要を超えるともいわれており、地球温暖化問題への取り組みのひとつとして洋上風力発電が急速に広がってきています。